人生後半戦の働き方


「仕事」における情報とは「個人が持つ情報(知識)」でありコミュニケーションによって「情報交換」を行います。「働き方」の「情報」とは「仕事の成果を上げるための情報」となります。

◆心技体

「心・技・体」という言葉があります。スポーツでは「心(精神)・技(技術)・体(体力)」の3つをバランスよく向上させるための言葉です。仕事も同じで「仕事力」と「仕事術」という言い方をします。「仕事力」は、仕事の目的・目標を達成するために身につけていること全般を指しますが、「キャリア(経験)」と「スキル(技術)」に分けることもあります。



◆仕事力

仕事力には、業種・職種によって多岐にわたる専門情報と共通情報があります。専門情報に長けた人をスペシャリスト、共通情報に長けている人をゼネラリストと言うこともありますが、明確な基準はありません。言い換えれば、自分より長けている人を表するときに使う分け方であって、スペシャリストでもゼネラリストでもない人はいないのです。

◆情報交換力

仕事力の1つに情報交換力があります。コミュニケーションする力(コミュリョク)があります。仕事に関する情報を得るためにはコミュニケーションを行う相手が重要ですが、職場内や同じ業種内での情報交換が多くなります。ニューシニア世代ではすでに情報を交換する相手はいると思いますが、情報の取捨選択、情報の偏りには注意しなければなりません。いつも情報交換している人の他に、自分が情報を交換したい人はいるでしょうか。

人生後半戦の働き方
出典:日本能率協会

◆情報交換の相手を変える

情報交換がいつも同じ人だと情報のつながりは出てくる一方で膠着化しがちです。呑んで話すには楽しいのですが、仕事に役立つかと言えばそうでないことの方が多いのではないでしょうか。情報交換をする相手を変えるには、自分が情報交換をしたい人が読んでいる本、見ているサイトなどを、自分も読んだり見たりすることから始めます。いきなり直接会って情報交換はなかなかできませんので、まずは本とサイトか始めましょう。後はチャンスを待つだけです。



◆仕事術

仕事力が「心技体」の「心・技」に当たるとすれば、仕事術は「技」になります。「力」と「術(技)」の関係は掛け算です。仕事力があっても仕事術がゼロであれば仕事はできません。同じように仕事力が小さくても10倍にする仕事術があれば、結果的に10倍の仕事ができることになります。仕事術はどのようにして身につけることができるのでしょうか。

◆技の選び方

仕事術を身につけたいと思う人は、どこから仕事術を学ぶのでしょうか。仕事力と同じように情報交換からでしょうか、それともテレビやネットで紹介されているツールでしょうか。仕事術を身につけるときは「形」から入るのが普通です。手帳に凝ったり、スマホアプリに凝ったり、仕事で使う道具に凝ったりといろいろな方法があります。「形」の他にも大切なことがあります。

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◆習慣という技

仕事術を身につけるには同じことを繰り返すことが重要です。「継続は力なり」と言いますが、それ以上に「習慣は強力」になるのです。ニューシニア世代では、仕事をする上での習慣がすでにあると思います。新しい習慣を得るためには古い習慣を捨てなければなりません。ただ長年の習慣はそんなに簡単には変えられません。新しい仕事術を身につけるためには「習慣」を変えることです。例えば朝のメールチェックを止める、ToDoリストを作らないなどの日常的なルーチンを始め、働く時間を変える、働く場所を変えるなど、日常とは違った行動で習慣を変える必要があります。

◆ニューシニア世代の「情報」

ニューシニア世代の情報は、情報の「収集>蓄積>発信」という方法で情報を管理していると思います。過去の応報の管理はそれでよいかもしれませんが、これからの情報管理は「情報発信者の選択>情報の付加価値の大きさ>情報受信者の選択」に変わってきます。すべての人が同じ情報を必要としていないということを見極めることが重要になります。これらのことを踏まえて「仕事と働き方」を変えてみてはどうでしょうか。次回は「時間」です。

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