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◆好きなことをする

ニューシニア世代の副業の始め方には、「好きなことをする」「得意なことをする」「できることをする」という3つの方法があります。好きなことを副業にするには賛否両論あります。



好きなことを副業にすると好きでなくなったとか、好きなことをする時間がなくなったという話です。一方で、好きなことを一日中していられて楽しい、新しい仲間ができた、喜んでもらえて嬉しいなどという話も聞きます。どこが違うのでしょうか。


◆自分が好きなこと

「好きなことをする」というのは、自分が好きなことであって他の人が好きなことではありません。好きなことをいきなり副業として始める人は少ないと思います。好きなことが副業になるかどうかを事前に調べたり、試しに少しだけ売ってみるなどの準備を行うと思います。

準備段階で考えなければならないのは、仕事として継続できるか客観的な判断をすることが必要です。やってみてダメだったら止めればいいという考え方もありますが、好きなことをしてダメだった場合は、好きなことが好きでなくなる原因になりかねません。


◆好きなことの条件

「好きなことをする」ときの時間は、自分に負荷のかからない時間帯で自分の好きな時間数だけ好きなことに熱中することになります。これが仕事となると決められた時間帯で決められた時間内で働くことになります。

このように自分の「好きなことをする」ということは「時間」という条件を自分で決めています。時間の他にもお金、人間関係、法的手続きなどいろいろな条件が加わり、面倒になっていくことが好きなことが好きでなくなる原因の1つなのです。


◆好きなことで働く

「好きなことをする」ためには、すでに行っている会社やお店などの事業者の下で働くか、もしくは自分で個人事業として始める方法があります。好きなことの内容にもよりますが、ニューシニア世代では好きなことを副業として行うために誰かの下で働くことを快く思わない人もいます。

そのような時は個人事業として始めるわけですが、ニューシニア世代の年齢を考えれば大きな失敗はできません。やり直しがきかない年齢だということです。

人生後半戦の働き方


◆消費と投資

特にお金の問題は慎重に考えなければなりません。手持ちの余裕資金がこれからの生活のための資金なのか、それとも事業に使える資金なのかをよく考えてから個人で事業を始めることが必要です。

好きなことは趣味として行っていることが多く、趣味はお金を使うだけ、つまり「消費」になります。ところが同じ「好きなことをする」ことにお金を費やしても、副業である限りは仕事への「投資」となります。この違いも理解しなければなりません。


◆ニューシニア世代の起業

テレビ、インターネット、本・雑誌でも、ニューシニア世代の起業について盛んに良い点ばかりが取り上げられているような気がします。起業には成功もあれば失敗もあり、失敗のほうが多いのが現実です。

そして失敗の例はあまり公けには取り上げられません。起業に限らず副業についても、これからは個別のアドバイザーが必要とされるでしょう。アドバイスを受ける前に自分で考えてみることのほうが先だと思いますが、どうでしょう。


次回は「好きなことをする」の続きで「やりたいことをやる」を考えてみたいと思います。