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◆副業を本業に

「副業」は本業に対して使う言葉です。本業が仕事である限り、副業も仕事です。本業よりも儲かる、本業よりも楽だなどとネットでは溢れていますが、そのような副業なら本業にした方が良いと思います。



実際に、副業から本業に変えた人もいらっしゃいますが、ほとんどの方は順調に本業に変えることができたというわけではありません。紆余曲折、苦労を乗り越えた努力があってのことだと思います。


◆他の人に働きかける

前回は「好きなことをする」ということを書きました。今回は「やりたいことをやる」について考えたいと思いますが、どこが違うのでしょうか。仕事とは自分の世界だけで行うことができるものではありません。他の人に働きかけて初めて仕事になるのです。

自分だけの世界でなにかを行っていても、後日その行いが他の人に働きかけることになれば、それは仕事と言えると思います。例えば、好きで描いていただけの絵が後世で人々に感動を与えることがあるかもしれません。


◆好きなことを仕事にする

自分の好きなことを仕事にするということは、「自分の好きなこととすること」と「他の人に働きかけること」の2つのことを行わなければならないのです。

例えば、「旅行をするのが好き」という人は、旅行をすることで得た知識を他の人に伝えたり、他の人が旅行をするときにお手伝いをすることで働きかけができます。旅行のノウハウ本を書く、旅行で撮ったの写真を売る、旅行ガイドとして同行するなどいろいろな方法があります。

現実的には「60歳以上のシニアが希望する人気アルバイト」のアンケートは下表のようになっています。
人生後半戦の働き方


◆喜んでもらうこと

他の人に働きかけを行う上では、働きかけを行った人に喜んでもらうことで仕事になります。顧客に満足してもらうということだけではなく、満足以上のなにかがなければ喜びにはなりません。

価格相応という言葉あるように、満足というのは価格に対しての満足度であり、価値に対しての満足度ではないように思います。喜んでもらうというのは、価値そのものに喜んでもらうということです。


◆「誰のために」を考える

「やりたいこををやる」の前に「誰のために」を付け加えると分かりやすくなりません。自分が好きなことを、誰のためにやりたいのかというように考えてみると、自分の好きなことを仕事にすることができます。私の好きなTED(TEDx)にサイモン・シネックの「なぜから始めよう」というプレゼンがあります。



◆時間を提供する

本業も副業も収入を得ることが目的であれば、「Why=収入のため」ということになります。「誰のためは=自分のため」になります。自分のためにだけでは他の誰かが収入を与えてくれることはありません。

自分自身を提供する、自分の時間を提供するしかないのです。「What=自分自身、自分の時間」となります。時間を提供して収入を上げるには長時間労働は避けられません。


◆2通りの選択

収入を目的とした働き方には2通りあります。支出に応じた収入を得る働き方、収入に応じた支出をする働き方の2通りです。人生後半戦になると後者の働き方をする人が多くなってきます。

そして収入に応じた支出をする働き方にはさらに2通りの選択があります。十分に収入があるので働かないとう選択と収入以外を目的にして働くという選択です。


◆人生後半戦も働きたい

収入さえ確保できれば好きなことをするという考え方が当然出てくるでしょう。好きなことをするには消費のためにお金を使うことになります。その消費を賄えるだけの十分な収入があれば、好きなことをして暮らすのも悪くはありません。

ただそういう方は副業には興味がないと思います。人生後半戦も働きたいと考えている方は、本業と副業、年金と副業、年金とボランティアというような考え方をしてはどうでしょうか。



次回は「できることをやる」ということについて考えてみたいと思います。