人生後半戦の働き方

ミニマルビジネスでの「情報」には内部情報と外部情報、発信情報と受信情報があります。その中で顧客に伝える情報について、今回はお話しします。






◆多機能で多くなった


スマホを始めとする最近の商品は多機能で情報量が多くなっています。パソコンも自動車も複雑過ぎてすべての機能や構造を理解することはできません。50代60代のニューシニア世代にとっては、多機能=多くの情報が、情報伝達の壁となって表れます。

◆長話しと繰り返し

齢をとるにつれて話が長くなるのはいつの時代も何処(いずこ)も同じです。話が長くなる原因の1つに同じ話を繰り返すことがあります。さらにすぐに思い出せないとという厄介な現象まで加わってきます。こうなると情報伝達どころではありません。

◆情報を伝達するには

コミュニケーションにはバーバル(言語的)とノンバーバル(非言語的)があります。バーバルというのは「話す内容」そのもので、ノンバーバルとは「見た目・しぐさ」「声の質・大きさ」などです。50代60代から感じる印象と話の内容が合っていたほうが、コミュニケーションがスムーズになります。

◆日本語という特性

日本語の特性ととして擬態語と擬音語があります。擬態語と擬音語は時代と共に変わり流行り廃りもあります。文字にも、文字自体が意味を持つ表意文字(漢字)と意味を持たない表音文字(かな)があります。絵文字などは表意文字に近い表現方法ですだと言えます。

◆文章は短く簡潔に


日本の代表的な文化に漫画(マンガ)があります。漫画の中の文章はとても短く、会話が多く、擬態語や擬音語が頻繁に使われます。かつては書面中心だった伝達方法も電子メールになり、文章が短く簡潔にすることが要求されました。今ではチャットやメッセージなどの短文が中心です。



◆時代は多機能と短文化


このような複雑な背景があるなかで、情報伝達の方法が大きく変わりました。分厚い長文の文書は姿を消し、短い会話体で情報伝達を行うことが主流になってきたのです。50代60代にとっては、得意不得意がありますが、まだ重厚長大なマニュアルには馴染みがあるのではないでしょうか。

◆50代60代の情報伝達

これからの情報伝達は、多機能をすべて理解し説明しようとするのではなく、多機能を単機能に分けて重要なことと必要なことを説明するようにしなければなりません。こうすることで、話も文章も短くすることはできます。あとは内容そのものです。

◆イメージを忘れるな

前述のノンバーバルということが重要になります。話も文章も短くなるということは、バーバルでは十分に伝えられません。チャート(図)やグラフ、特に両方を併せ持ったインフォグラフィックスはこれからの主流になるでしょう。
参考:インフォグラミー/インフォグラフィックコミュニティ



◆今日のひとことふたこと


50代60代のミニマルビジネスでは、顧客もモノ・サービスも資金も限られており必要最小限にすることが望まれます。「短時間と短文化とイメージ」がミニマルビジネスでのポイントとなります。情報は伝達できなければ、情報がないことと同じです。

伝えようという思いが勝って重厚長大な情報になりがちですが、軽薄短小な情報を積み重ねる情報伝達のほうが効果があるという時代に変わったのです。軽薄短小とは質が悪い言うことではなく、良質の情報だかこそ軽薄短小でも伝わると考えた方が良いのかもしれません。

次回は「情報は、ストックからフローへ、検索から選別へ」についてお話ししてみたいと思います。