dfb01999ed1fa1f27fbfeb9c7a3ca28f_s

ミニマルビジネスでは情報をどのようにして伝えていけばよいのでしょうか。今回も、顧客への情報の伝え方についてお話ししていきたいと思います。





◆顧客に必要な情報

いくら顧客に向けて情報を発信しても、顧客が受信しなければ情報としての意味がありません。顧客が受信しないのは、情報を受信する手段を持っていないことと、情報に関心がないことが考えられます。顧客は自分に必要のない情報には、受信する手段も関心も持とうとしないのです。

◆ストックとフロー


ストック情報とは固定的な情報で、いつでも顧客が情報に接しようと思えばいつでも接することができます。本や新聞、ホームページなどです。フロー情報とは流動的な情報で、情報が発信された時しか接することのできない情報です。テレビのCMやSNSなどの情報です。

◆顧客が利用する情報

ミニマルビジネスでも対象となる顧客がどちらの情報を利用するかによって、情報の伝え方の割合が変わります。現状では若年層ほどフロー情報を好み、高齢者ほどストック情報を好む傾向にあります。自分自身が好む情報ではなく、顧客が好む情報で伝えることが必要です。




◆紙媒体と電波媒体

日常の生活で感じる大きな違いは、紙媒体で情報を受信するか、それとも電波媒体で情報を受信するかということになります。紙媒体とは、文字通り紙に印刷されている文字と画像です。電波媒体というのはテレビやラジオです。現在でも媒体の大きな割合を占めています。

◆電子媒体との違い

インターネットが普及すると同時に電子媒体の利用が増えてきました。そでまでは記録のための外部媒体(USBなど)として使われていましたが、通信によって媒体ごと転送することができるようになったのです。インターネットで視聴する動画などです。

◆電子媒体の特性

電子媒体はストックとフローの両方の特性を持っています。固定的な情報であるにもかかわらず、更新されることによって、新たな情報が付け加わるのです。つまり最新の情報がフロー情報だけではなく、ストック情報となっていくわけです。

◆旅行情報の場合

このことは情報のあ伝え方が大きく変わりました。例えば、旅行情報を調べる時、ガイド本では1年前の情報でしたが、電子媒体では最近の情報が追加されている可能性があるのです。あなたが旅行情報を調べるとしたらどちらを選ぶでしょうか。

◆検索から選別へ

ストック情報で調べきれなかったことを、最新の情報を得るためにフロー情報で補ってきたのですが、電子媒体では同時に蓄積された過去からの情報と新たに付け加わった情報を得ることができるのです。さらに電子媒体は容易に検索できるだけでなく、選別することも可能なのです。

◆選別された情報

あなたが調べたい旅行情報が名所旧跡の情報ではなくグルメ情報の場合、電子媒体であればグルメ情報だけを選別して一時的なストック情報に変えることができるのです。この選別された情報こそが、「顧客が関心ある情報」なのです。




◆今日のひとことふたこと


情報には広さと深さがあります。現代のような情報社会では情報量が多く選別するのが難しいと言われることがありますが、それは情報の広さをそのまま受け入れているからです。ミニマルビジネスでは情報を伝える範囲を限定的にすることで情報の選別を行います。

ミニマルビジネスの情報の深さは、狭い範囲でさらに絞り込みます。自分の得意な分野であれば掘り下げた情報を顧客に提供することもできます。情報の深さを段階的に提供することで、顧客の関心度に合わせて提供することも可能なのです。これがミニマルビジネスの重要なポイントになります。

次回は「50代60代にミニマルビジネスはできるか」ということについてお話ししてみたいと思います。