人生後半戦の働き方

働き方は仕事によって変わります。自分の好きなことを仕事にしている場合は長時間働くのも厭わないでしょう。また得意なことは短時間で終ることができるので多くの仕事をこなすことができるでしょう。人生後半戦の仕事と働き方をライフワークから考えてみたいと思います。



ラフワークと仕事の考え方は何通りあるのか


ライフワークと3つのワーク

「ライフワーク」を検索すると「天職、生涯をかけた仕事」というような説明が多くヒットします。その中に「ライスワーク」「ライクワーク」「ライトワーク」という言葉を見つけました。
  • ライスワーク:食べていくため、お金のための仕事
  • ライクワーク:好きなこと、得意なことをする仕事
  • ライトワーク:人のため、社会のためになる仕事
  • ライフワーク:天職、生涯をかけた仕事
※詳しくはこちらのブログに書いています。

人生後半戦のスタートは

人生後半戦は時間が限られています。定年退職年齢の65歳、健康寿命である70代前半、平均寿命を迎える80代とどこまでを人生後半戦とするかは人それぞれです。共通しているのは65歳には人生後半戦に入っていることには間違いないでしょう。一方、人生後半戦のスタートは、65歳以降の働き方を考え始めたときからです。必ずしも生まれてから死ぬまでの2分の1という中間地点ではないのです。

人生後半戦の仕事と働き方は4通り

現在の仕事と働き方をいつまで続けることができるかということも人生後半戦のスタートに関わってきます。
  • 現在の仕事も働き方も続ける
  • 現在の仕事は変えずに働き方を変える
  • 現在の働き方は変えずに仕事を変える
  • 現在の仕事も働き方も変える

仕事に対する考え方は5通り

また人生後半戦のスタートを機に仕事に対する考え方も見直してみてはどうでしょうか。1つとは限りませんが、1つの仕事ですべてを満たすことは難しいかもしれません。
  • 好きなことを仕事にする
  • やりたいことを仕事にする
  • できることを仕事にする
  • やりたいことを仕事にする
  • やらなければならないことを仕事にする

仕事と働き方の目的は3通り

仕事と働き方に対する考え方を見直すには、仕事と働き方の目的を考える必要があります。3つの目的はバランスが大切で、その時の状況によって変わります。
  • 生活のため:お金を稼ぐこと
  • 自分のため:自分が幸せになること
  • 他者のため:自分以外の人が幸せになること



人生後半戦の仕事と働き方がライフワークになる


ライフワークとは

ライフワークは「生涯をかけた仕事」という意味で使われます。実際には生まれた時からではなく社会に出てから、頭と体が働くまでの間ですので生涯よりは短くなります。また、人生の終わりに手がけていた仕事がライフワークで、人生の途中で止めた仕事はライフワークにはならないでしょう。

人生後半戦がライフワーク

人生後半戦の仕事と働き方の目的は、人生前半戦となんら変わりはありません。バランスが変わってくるだけだと思います。一般的には、生活のためにお金を稼ぐことよりも、自分のため、他者のために仕事や働き方が望まれていますが、生活のためがベースになることは代わりはありません。つまり生活ができて始めて自分のため、他者のためを考えることができます。

好きなことを仕事にする

「好きなことを仕事にする」というのは適切ではないと思います。好きなことというのは感情であって、行為ではないからです。意志があっても行動をしていない段階です。思ったり考えたりするだけでは仕事にはなりません。行動が伴わない仕事はありえないのです。人生後半戦で死ぬまで続けたいという意味での「好きなこと」です。

やりたいことを仕事にする

好きなことを行動に移すことが「やりたいこと」になります。「やりたいこと」というのは自分のためと他者のためがあり、自分のためだけであれば「趣味」、他者のためになれば「仕事」になります。「好きなこと」は変わらなくても「やりたいこと」の方法・手段は変えることができます。他者とは具体的な「誰か」を思い浮かべることが肝要です。

最初に考えるのは

誰もが「できること」というのは時間を使うことです。それから「頭か体か両方」を使うことです。この2つがあれば仕事はできますが、「生活・自分・他者」という目的のためになるかどうかは別です。最初に考えるのは「好きなこと・やりたいこと」ではなく「生活のためにできること」を考えなければなりません。

できることと得意なこと

「できること」と「得意なこと」は別のことです。「できること」というのは可能なこと、「得意なこと」というのは可能にすることです。可能にするためにはなんらかの能力が必要であり、能力は生まれながら持っている先天的なものと、生まれてから身につける後天的なものがあります。キャリア(経験)もスキル(技能)も能力の1つです。



ライフワークは得意なこととやりたいこと


何から始めるか

<働き方が4通り>×<考え方が5通り>×<目的が3通り>=計60通りの仕事と働き方を考える道筋があります。どこから考えるかは「生活のため>得意なこと>やりたいこと」の順で考え、その後はそれぞれの人が自分の状況に応じて考えるのが良いと思います。

得意案なことは

「得意なこと」にはキャリア(経験)とスキル(技能)がありますが、両方とも過去のことです。人生後半戦にさらにキャリアを積みスキルに磨きをかける人よりも、過去のノウハウを活かしたいと考えている人が多いように思います。残念ながらキャリアとスキルは過去の体制でしか役に立たないことも忘れてはなりません。キャリアとスキルに固執すると足を引っ張ってしまうこともあります。

理想的なのは

ライフワークを行うにも「お金・時間・人間関係」は欠かせません。時間はライフワークを行わなくても過ぎて行ってしまいますが、お金と人間関係はライフワークを行うことで増えていくのが理想的です。そのためには前述の道筋で考えた後にもう一度「やりたいこと>得意なこと>生活のため(お金のため)」で見直すことで、さらに理想的なライフワークに近づけることができます。


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私は急性心筋梗塞を発症ことで健康寿命を迎えたようです。好きなこともやりたいこともまだまだあります。得意なことも少しですがあります。ただ、できることが思いのほか少なくなりました。自分が描いていたライフワークを描き直しています。

今はネットを通して残された時間を最大限有効に使おうと考えています。健康寿命に達したということで余命数年ということでもありませんし、闘病生活をしている方からすれば取るに足らないことだと思っています。

「生活のため・自分のため・他者のため」に「生きるため」を加えてこれからの余生を送りたいと思っています。余命は短くなっても、余生はまだまだこれからですから。