人生後半戦の働き方

人生後半戦の仕事を考えるときに、その仕事が10年後・20年後も続けていられるかどうかを考えなければなりません。もし同じ仕事を続けたいならば、働き方や業種・職種を替えることも視野に入れる必要があります。



労働力人口の減少を見据えて働くためには


10年後に消える職業

2014年にオックスフォード大学が認定した論文を元にして書かれた「10年後に消える職業・なくなる仕事」という記事が話題になりました。多くの職業・仕事がAIやコンピューター、ロボットやセンサーによって置き換えられるという内容でした。

労働力人口の減少

みずほ総合研究所の労働力人口予測では、2016年に6648万人、2025年には6149万人(499万人減)、2035年には5587万人(1061万人減)となっています。20年間で約1000万人の現象は経済に大きな影響を与えることは想像に難くありません。

参考:みずほ総合研究所

就業者を増やす

労働力人口を増やすためには、労働力率を上げることになります。労働力率を上げるためには、非労働力人口を減らすことが手っ取り早い方策です。非労働力人口とは、15歳以上で「通学者、家事従事者、病弱や高齢が理由で生産活動に従事しない者など」を指します。

参考:内閣府男女共同参画局

人生後半戦の労働力

労働力人口だけを増やすことだけを考えれば、家事従業者すなわちその中心となっている女性を労働力人口として迎え入れ、また高齢を理由だった場合も働けるうちは労働力として迎え入れいるという施策が当然のように考えられます。




一般職と専門職、知識労働者もAI・ロボットに


10年後も働くためには

10年後、20年後まで働くためには、「10年後に消える職業・なくなる仕事」に就いてはいけないということになります。「消える職業・なくなる仕事」に取って代わるAIやコンピューター、ロボットやセンサーのほうが人間よりも優秀でしょう。代わるというよりも代わらざるを得ないのです。

一般職の仕事が消える・なくなる

一般職と専門職という分け方をすれば、一般職といわれるホワイトカラーの職業・仕事が「消える・なくなる」と考えられがちです。この傾向は既に始まっていて、一般職の職業・仕事は「消える・なくなる」一方で、従事していた人は他の職業・仕事に移っています。

手に職を持っていればよいか

手に職を持っている専門職の職業・仕事に就いている人は、これから淘汰されていくでしょう。専門的な限られた分野こそAIやコンピューター、ロボットやセンサーが得意とする分野なのです。そこで専門職に就いていた人は他の職業・仕事に移ることができるでしょうか。

知識労働者も取って代わられる

知識労働者を専門的知識と専門的技術を使って仕事をする人と解釈するのであれば、この分野についている人もやがてAIやコンピューター、ロボットやセンサーに取って代わられる人も増えてくるでしょう。例えば、コンピューターやロボットが人間の労働を代替するだけに留まらず、自ら学習し「知識」を増やすようになっているのです。




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人生後半戦の働き方は、AIやコンピューター、ロボットやセンサーと共存する働き方が要求されることを認識しなければなりません。また、人生後半戦の仕事は、AIやコンピューター、ロボットやセンサーの代わりに働くという仕事に従事しないことが望まれます。

そのためには、会社や組織に雇われる仕事ではなく、独立して働く仕事に従事することで長く働くことができるようになります。そのためには仕事をビジネスとして考えることが必要です。小さなビジネスとして考えることから始めませんか。