人生後半戦の働き方

ミニマルビジネスの目的は「自分ことは自分で」という考えが大元になっています。こういう考えを個人主義や自分本位と言う人もいますが、周りから何と言われようが「自分のこと」を他の人に押し付けたり任せっぱなしにするほうが理解できません。



できるかできないかを考えるのはいつか?


途中半ばで考える

「自分ことは自分で」と考える人が陥りがちなことに、「できもしないのに自分1人でやろう」としてしまいがちです。では自分1人でできるかどうかをいつ考えればよいのでしょうか。始める前、始めた後、途中半ば、終わる直前、終わってから・・・、始めた後か途中半ばと答える人が多いと思います。

人生後半戦になったら

人の一生、人生に置きかえて考えると、途中半ばは何歳くらいかというと、人生100年時代と考えられる昨今では50歳が考えやすい数字です。人によっては40代でという人もいるでしょう。人生後半戦に入ったと感じたら、どのように生きていくかを立ち止まって考えてみてはどうでしょうか。

人生のゴールは見えるか

「生き様は死に様」になって表れます。つまり人生のゴールを見据えると、その時までにどのように働き、暮らし、生きていくべきか、なんとなくでもボヤーッとでも見えてくると思います。見えてきたゴールに向かえそうであれば「できる」ということであり、ゴールに向かえそうでなければ「できない」ということです。

他人の力を借りればできる

「自分のことは自分で、道半ばでできないと気づいたら、他人の力を借りる」というのもアリです。人生後半戦とはそういう時期なのです。一度止まると書いて「正」という字になります。人生後半戦は人生を見直し、道から逸れないように一度立ち止まって正しく見直す時期だと思います。




頼り過ぎない生き方のためには?


年金に頼り過ぎない生き方

年金をもらえるまでは働こうという考え方もありますが、年金に頼らず生きていくために働こうという考え方もできます。年金は定期預金や貯金と違いますので、年金支給の半分は税金で賄われています。年金だけで生活しようと思うと、生活資金の半分は税金だということです。年金の財源を考えると、自分の生活資金は自分で賄うという考え方が必要になってきています。

公的保険に頼り過ぎない生き方

医療保険と介護保険にも税金が使われています。少子高齢化の問題は、少子で税収の減少が予想され、高齢化で社会保養費の増加が予想されることです。この差を埋めてきたのが赤字国債の発行だと言われています。原因は、いつまでも人口が増えることを前提にした国の政策と現実を正しく見なかった国民にも責任があります。

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介護に頼り過ぎない生き方

高齢になって体の不調を持つこともあります。それがいつからなのか、どの程度なのかは正確には予測はできませんが、遅いに越したことはありません。介護は介護保険で賄われる以外にも経済的な負担が生じますし、家族にも時間的な負担をかけることになります。ここでも「自分のことは自分で」と考えると見えてくることがあります。

働けることが健康の指標

「年金・医療・介護」を受けることは国民の権利です。ただ自分の子供たち、孫たちの代までこの権利が主張できるようにするには、現在できることをするべきではないでしょうか。それは「健康を維持すること」で医療と介護の問題が緩和され、「働いて収入を得ること」で年金と税金の問題が緩和されると思います。




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ミニマルビジネスは、細く長く仕事をすることを目的としています。そのためには健康を維持し働いて稼ぐことで、自分のためにもなるし社会のためにもなると思います。さらに仕事をすることは誰かのためになっていることも忘れてはなりません。

近江商人の考え方でもある「三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)」を、ミニマルビジネスで実現できるように「人生後半戦の働き方」について考えていきたいと思います。
自分良し・相手よし・皆よしとなるように。