50代60代から始めるミニマルビジネス #1 ミニマルはミニマムではない

ミニマルはミニマムではない

ミニマルビジネスの「ミニマル」からイメージするのは、小規模のビジネスの中でも最も小さい単位のビジネスを行うことだと思います。最も小さい単位は「ミニマム」であり、質を維持するための必要最小限が「ミニマル」という考え方です。



個人事業との違い

「個人事業とは違うのか」と問われたら「違いますが、個人事業も含みます」と答えるでしょう。ミニマムで行う個人事業は1人で行うビジネスですが、ミニマルで行う個人事業は1人以上で行う可能性のあるビジネスです。

副業・兼業との違い

2018年1月から実質的に副業と兼業が認められました。現在では副業も兼業もほぼ同じ意味で使われており、本業の収入に対して別の収入がある働き方をしている場合に使われます。ミニマルビジネスは本業でも副業でも兼業でも可能な仕事と働き方です。

ビジネスは自分が主体

「ビジネス」は「事業」という意味で使いますので、自分が事業の主体になっていなければなりません。週末のアルバイトやダブルワーク、無償で働くNPOやボランティア組織はミニマルビジネスには含みません。

ミニマルビジネスは
    • 1人以上で行うビジネス
    • 本業・副業・兼業でも可能
    • 自分が事業の主体




人生後半戦はミニマルビジネスという仕事と働き方で


人生後半戦の仕事と働き方

50代60代は人生後半戦になり下り坂です。上り坂の人生前半戦とは異なった仕事と働き方を考え見直すことが、これからの高齢社会に向けて必要になります。人生後半戦の仕事と働き方には3つあります。

3つの仕事と働き方とは

1つめは現在の仕事と働き方の両方を変える方法で、転職が良い例です。2つめは現在の仕事と働き方とは別に並行して仕事と働き方を持つこと、副業や兼業がこれにあたります。3つめは現在の仕事と働き方を継続しながら、NPOやボランティア組織に無償で参加することです。

二重の仕事は負担大きい 

ミニマルビジネスは2つめの仕事と働き方に該当すると考えると、副収入を得ることはできますが、仕事のノウハウは二重になり労働時間も長くなります。これでは「ミニマル」からイメージする必要最小限のビジネスの形態ではありません。

全体の仕事と働き方のバランス

ミニマルビジネスは、全体の仕事と働き方のバランスで考えます。本業の仕事に余裕がなければミニマルビジネスを本業と同時に行うことお勧めしません。人生後半戦になれば本業に多かれ少なかれ余裕があるということが前提になります。

ミニマルビジネスだけも可能 

また人生後半戦にミニマルビジネスだけを行うことも可能です。ただし前述の本業とのバランスではなく、生活とのバランスになります。生活に必要なお金と時間とのバランスを考えなければなりません。生活とのバランスを考えて本業の規模を小さくする、本業とは違う仕事をする、またそれに応じた働き方に変えるということが必要になります。

ミニマルビジネスは
    • 本業の仕事と働き方に余裕がなければならない
    • 本業の規模を小さくして働き方を変える
    • 本業以外の仕事をして働き方を変える




人生後半戦の仕事と働き方

50代60代になって定年まで働くという考え方で終わってしまうと、学生時代に卒業後の就職を考えていないのと同じ考え方になってしまいます。定年は組織によって決められていますが、自分で決めることもできます。

次回は、自分で定年を決めて働くというミニマルビジネスを行う環境を作ることについてお話しします。人生は計画通りにはいきません。良くも悪くも計画通りにいかないから面白いのです。