50代60代から始めるミニマルビジネス #3 好きなことを仕事にする

業種と職種が仕事 

「好きなことを仕事にする」についてお話しする前に、前回にお話しした「仕事」の意味の確認です。「仕事」とは業種・職種のことを指し、「仕事をする」とは働き方を意味します。今回の「好きなことを仕事にする」の意味は前者の業種・職種を指します。



第1のポイント:好きなことをやりたいことへ


好きなのは誰か 

「好きなことを仕事にする」の「好きなこと」は、誰が好きなのかというと「自分」が好きなことを意味ししています。もう1つの考え方として、仕事は誰かのために行ないます。誰かを「顧客」と考えると「好きなこと」は顧客が好きなこととも考えることができます。

誰かのため 

多くの場合は「自分が好きなこと」という意味で使いますので、自分が好きなことを仕事にすることを考えてみたいと思います。自分が好きなことを行うだけでは趣味や道楽と変わりはありません。仕事にするためには「誰かのため」という考えが必要です。

やりたいこと 

「誰かのため」というのは「特定の人のため」「喜んでくれる人のため」「一般の人のため」というように対象の範囲は異なりますが、常に誰かを思い浮かべることで「仕事」を行います。「仕事」とは「誰かのためにやりたいこと」と考えることができます。

誰かの立場になる 

「自分が好きなこと」が「誰かのためにやりたいこと」に変えることで、「好きなこと」が「仕事」に変わります。では「誰か」の立場になって考えてみると、同じことをしてもらうのであれば、より自分の好みに合ったほうが良いと考えます。




第2のポイント:できることを得意なことへ


誰かが決める 

好きなことが「できる」だけでは「仕事」として成立するとは限りません。仕事として成立するかどうかは自分が決めるのではなく、誰か(顧客)が決めるのです。一定の質と量を満たさなければ、仕事にはならないのです。

得意なことへ 

「好きなこと」は「できる」だけではなく「得意なこと」でなければならないのです。得意かどうかは自分で判断することではなく、他の人から認められなければなりません。

質と量を満たす 

また、「好きなこと」は「誰かのためにやりたいこと」ですので、「できる」だけではなく一定の質と量を満たして他の人からも認められる「得意なこと」でなければならないのです。

他の人とは誰か 

「得意なこと」は他の人からの評価ですので、「好きなこと」を「得意なこと」にまで変えることが必要になります。この時に注意しなければならないのが、「他の人」が誰かということです。

お世辞・過大評価 

とかく人は自分ができないことを他の人が行うと高い評価をします。「得意なこと」を評価する誰かというのは、「得意なこと」に熟知している人であることが条件になります。人間関係を円滑にするためのお世辞や過大評価の可能性もありますので分けて受け止めなければなりません。

仕事は続けなければならない 

自分が評価して欲しい人に「得意なこと」として認められて初めて「好きなことを仕事にする」という第一歩を踏み出したことになります。「仕事」は続けることができて初めて「仕事」になります。では続けるためにはどのようなことを考えなければならないのでしょうか。




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「好きなことを仕事にする」ことはとても魅力的なことです。また仕事をしているうちにその仕事が好きになることもあります。

50代60代は「自分が好きなこと」と「現在の仕事」を分けて考え、残りの人生の道筋をどちらに向けて行くべきかを考える最後の時期だと思います。

次回は「続けることで仕事になる」についてお話ししたいと思います。