人生後半戦の働き方

「50代60代は働き方を変える準備をしなければならない。何から始めて分からない人は自分が置かれている状況が分からない人である」と前回の最後にお話ししました。今回はその続き「なにから始めるか」についてお話しします。



インターネット、書籍で調べる時の注意とは


情報弱者になっていないか

「情報弱者」とは主にイン―ネットでの情報を的確に収集できない人のことを指しますが、インターネットだけではなく書籍・雑誌・公的機関・専門会社などからも情報を収集できず、友人知人・テレビ・ラジオ・新聞などからの情報だけに頼っている人のことを意味しています。

複数の情報源を持つ

媒体に拘ることはありませんが、最新の情報を得るためには複数の情報源を持つことです。50代60代の働き方について情報を得ようと考えるのであれば、インターネットを利用する他に、書籍と地元の公的機関(ハローワーク)を利用することから始めます。

インターネットで調べる時

インターネットで調べるときには必ず「期間指定」を行って調べます。どのような検索サイトでも期間を指定するオプションがありますので少なくとも「1年以内」の情報を指定するようにします。

また全国レベルの情報よりも地域の情報に接することも重要ですので、例えば「50代の働き方 札幌」というように地域名を入れた複合検索で調べます。

人生後半戦の働き方2

書籍・雑誌で調べる時

最初は「本屋で立ち読み」というのは情報収集の常套手段です。立ち読みをする時には、発行年月と著者のプロフィールで経歴と年齢を確認します。

例えば大企業出身の著者であれば大企業目線で書かれている人が多く、50歳未満の人が書かれている場合は未経験の情報が多いというように考えます。アマゾンなどで買うときも同じようにして調べます。




厚生労働省、転職仲介会社、セミナー、友人知人から


公的機関の情報

厚生労働省や内閣府などが発行する資料、高齢者白書や中小企業白書などの資料もインターネットで閲覧することができます。全体像を知るには良いと思いますので、一度は目を通しておくことをお勧めします。前述のインターネットや書籍で調べた時もこれらのサイトを利用してることが多くみられます。

参考:平成29年「高年齢者の雇用状況」集計結果 PDF(厚生労働省)

専門会社の情報

専門会社とは、転職仲介会社、派遣会社などの求人サイトや求人誌です。これらの会社の求人情報を調べるのではなく、最近の動向を記事としているページがあります。もちろん自社に有利なように記事は書かれていますが、情報源としては価値があります。特にどのような傾向があるかという記事は必読です。

参考:50代男性に関する調査。仕事の探し方と、求人を見つけた後の行動について(マイナビ)


セミナーやコンサルの情報

転職・副業・定年などのセミナーやコンサルタントの講演会、ハローワークの担当者などから直接聞く情報は有用な情報ですが、一般的な情報も多く自分に合っているかどうかは自分で判断しなければなりません。

友人知人からの情報

直接聞く情報には友人知人からの情報もあります。自分のペースに合わせて話を聞くことができるのでわかりやすく感じます。ただし過去の経験やまた聞きの情報も多く、すべてが有用とは限りません。過去の話ではなく、これからの話かどうかを常に見極めることが必要です。





結局どの情報を選ぶかは自分次第です。どの情報を選ぶかは、自分がどのように働きたいかを考えていなければ、選ぶことはできません。聞いた話がすべて有用な情報に聞こえてしまいます。

前回お話ししたように、「雇われる働き方」「雇う働き方」「個人事業での働き方」「無償での働き方」という4つの働き方か、この組み合わせによる働き方を選ぶことになります。

経済的目的で働くか、社会的目的で働くか、自己実現のために働くか、自分自身の置かれている状況を考えながら選ぶことになります。情報とは客観的な情報だけではなく、意図のある情報もあります。良いことばかりの情報には注意して臨みましょう。

次回は番外編として「50代60代の仕事情報」についてお話ししてみたいと思います。