今日からミニマルビジネスを始めよう! #1 ボスも自分、スタッフも自分

ひとりビジネス

ミニマルビジネスの構成員は自分ひとりです。上司もいなければ部下もいないとも言えますが、「ボスも自分、スタッフも自分」という働き方です。ビジネスには仕事を意味する部分と働き方を意味する部分があります。今回は働き方についてお話しします。



ミニマルビジネスは考え方、アルバイト・副業・兼業も


もうひとりのスタッフ

ミニマルビジネスは、「ボスも自分、スタッフも自分」という「ひとりビジネス」ですが例外もあります。家族を1人だけスタッフに加えることができます。スタッフという現場の作業というよりは、アシスタントまたは秘書という役割です。例えば奥さんはどうでしょう?

どんな仕事をするのか

ミニマルビジネスは考え方です。したがってどんな仕事という定義はありません。もし教科書通りの仕事を行いたいのであれば、フランチャイズやマニュアルが揃っているビジネスを選ぶべきでしょう。もちろん自由度は少なくなりますが。

週末のアルバイトは

週末にアルバイトをすることも、考え方によってはミニマルビジネスとなります。ボスの自分がスタッフの自分を派遣すると考えるのです。もちろんアルバイト先でミニマルビジネスの考え方を説明する必要はありません。自分自身の中だけでミニマルビジネスを行えばよいのです。

副業・兼業とは違うのか

副業とは本業に対して行うことですので、本業のボスがいるように副業のボスは自分自身です。兼業とは本業を複数持つことで、ボスは兼業先に本業とは別のボスがいるはずです。複業とは本業と副業を複数持つことです。副業・兼業・複業のすべてがミニマルビジネスの形態です。

ボランティア・NPOは

ボランティアでもNPOでも無償と有償の場合があります。有償の場合は副業・兼業と言っても差し支えありませんが、無償の場合は対外的にボランティアと言うようにします。ミニマルビジネスは有償の場合だけを指します。有償でも無償でも仕事の内容、責任の重さには変わりありません。




ミニマルビジネスの2つの条件と基本的な考え方


ミニマルビジネスの2つの条件

1つめは「誰かのため」に仕事を行うこと、もう1つは仕事の成果として「対価を得ること」です。「誰かのため」とはきれいごとではなく、特定の人のためでもよいですし、〇〇〇で困っている人と対象範囲を広げても構いません。ただ社会のためというのはビジネスの目的にはなりません。

なぜ対価を得るのか

ビジネスの基本は「続けること(継続)」です。ビジネスを続けるためには、成果を対価として評価していただくことが必要です。対価が高いか安いかは仕事の成果と相手の期待度によりますし、対価の支払は期日を設けなくても構いません。1万円の仕事を支払期限なしで行うことも可能です。

自分の仕事を自分で評価

ボスの自分はスタッフの自分をタダ働きさせるためには雇わないでしょう。であればスタッフに支払う賃金は、スタッフが働くことの成果によって支払います。ボスにとってスタッフが働く価値ははいくらでしょうか。これが自分で自分の仕事を評価することです。

自分に頼むより外注の方が

もし自分というスタッフよりも外注に頼んだ方が安くて良い仕事をしてくれるのであれば外注した方が得策です。ただこれでは顧客と外注先をつなぐことが仕事になります。「つなぐこと」を仕事にすることも可能ですが、回収と支払という狭間で行う仕事になります。




ひとりビジネスは自分でコントロールできる範囲で


仕事の内容は問いませんが、商品を仕入れる、外注に依頼するという仕事は、ボスとスタッフ以外にパートナーという存在が発生します。パートナーとチームを組んで仕事をすることは「ひとりビジネス」ではなくなります。

二人以上で働くときは、誰かがリーダーにならなければなりません。ひとりビジネスでリーダー不在でも行うことができます。たとえ二人だけの組織でもどちらかがリーダーで、どちらかがフォロワーにならなければなりません。

「ミニマルビジネス」は考え方です。考えることをできるだけ少なくし、自分の力を集中させるためには考えることを少なくすることで集中力を高められます。パートナーを作るのは次の段階にして、最初はひとりで始め、自分でコントロールできる範囲で仕事をすることに徹します。