人生後半戦の働き方_#

好きなことを仕事に

「好きなことを仕事に」というのは起業のキャッチコピーになっていますが、果たして好きなことを仕事にしている人と好きでもないが仕事にしている人とではどちらが多いのでしょうか?



「好きなこと」と「好きな仕事」は同じこと?


好きなことを仕事にしているのは

いろいろなアンケート結果があったのですが、全般的に「好きなことを仕事にしている人」の方が少ない結果になっていました。下図の例では50代60代になると好きな仕事をしている人が多いよう見えますが、仕事も続ければ好きになるのか、それとも仕事に就いた時期の違いなのかもしれません。
人生後半戦の働き方

好きなことはあるけれど

「仕事」についても業種や業務、職種や職務、働き方などさまざまな捉え方があり、厳密には「好きなことを仕事に」というよりも「今の仕事は好きか」ということであって、「好きなこと」と「好きな仕事」は別の考え方だと思います。「好きな仕事」であっても「好きなこと」は別にあるという人もいるのではないでしょうか。

誰が好きなのか

「好きなこと」というのは自分が好きなことであって、仕事上の顧客が好きなことではありません。顧客な好きなことを仕事にすることは、自分の好きなことと一致しないこともあります。自分と顧客が共に好きなことを仕事にすることは、単に自分が好きなことをすること以外にもやらなければならないこと、努力が必要です。

好きでいつづけられること

「好きなこと」への気持ちがいつのまにか低下してくることもあります。「好きなこと」はいつまで経っても好きなことであって、好きでいつづけられることでなければなりません。仕事として続けるためには、好きである以外にも必要なことがあります。経済的にも社会的にも人間的にも行わなければならないことです。




好きなことを仕事にするためのステップ


好きなことは誰かのために

「好きなことを仕事に」というのは起業のキャッチコピーであって、そう言っている方々も本に書かれている内容も「好き」だけでは仕事にならないと説いています。「好き」以外に必要なことで共通することは、顧客となる誰かのための仕事とになることだと多くの方が説いています。

できることを仕事にするために

「好きなこと」を仕事をするには、もう1つの要素が必要になります。それは「できること」です。「好きなこと × できること」で初めて仕事らしくなります。例えば「ケーキが好き」だけでは仕事ならず「料理する・食べる・文章を書く・写真を撮る」など「〇〇〇する」というできることを加える必要があります。

得意なことにするために

さらに「できること」にはレベルがあり、上手にできること、早くできることなどで突出した「得意なこと」に変えることによって仕事にすることができます。「得意なこと」に変えるためには、学習する、練習するという努力が必要になります。

経営感覚という要素も

「好きなこと」は「好き」というだけでは仕事になりません。「好きなこと × できること」から「誰かのために × 得意なこと」に変えることが必要であり、さらに組織で働いても個人で働いても「経営感覚」という要素が加わって「仕事」と言えるようになります。




得意なことは本業に、好きなことは副業に


「好きなこと・できること」までは分かったけれども、「誰かのために・得意なこと・経営感覚」となると自分には縁がないと考える人もいるかもしれません。これは年齢に関係なく考えることですが、50代60代になるまでには誰でもなんらかの仕事をしたことがあると思います。

仕事をするからにはこれらの要素のどれかが当てはまっていると思います。この中で「得意なこと」がある人はそれを本業に、「好きなこと」がある人はそれを副業にと考えてみてはどうでしょうか。得意なことも好きなこともない人は、好きな「働き方」で仕事を選んでみてはどうでしょうか。

「経営感覚」と「働き方」については次回以降にお話ししたいと思います。


自分が 好きなこと >>> 誰かのために やりたいこと

自分が できること >>> 他の人より 得意なこと