今日からミニマルビジネスを始めよう! #3 ビジネスに必要なを経営感覚とは

経営感覚とは

「経営」は英語に直すと「マネジメント(management)」です。マネジメントには「経営」の他に「管理」という意味で使われています。
「経営感覚」とは経営学や経営理論を熟知しているということではなく、感じたことを意味する「感覚」そのものです。経営センスと言えば格好がよいのですが「感覚」としてお話ししたいと思います。



ミニマルビジネスに必要な4つの条件とは


金銭感覚はあるか

金銭感覚で使われる「がめつい」とか「だらしない」と言う意味ではありません。入ってくるお金と出ていくお金を数字で把握できるかという「算数力」があるかということです。数字が苦手という人は、なんでも自分で行うミニマルビジネスには向いていません。少なくともアシスタントが必要です。

時間感覚はあるか

時間感覚も金銭感覚と同じで「几帳面」「だらしない」という意味ではなく、時間の経過を数字で把握できるかという「算数力」があるかということです。時間とは1時間単位だけではなく、日・週・月・年という単位も含めて時間感覚と考えます。ミニマルビジネスは短期集中で行いますので時間間隔は必須です。

好きなことはあるか

好きなことを仕事にすることについては前回の記事でお話ししました。好きなこととは夢中になれることであって仕事とは限りません。情熱と集中力が必要なミニマルビジネスは、夢中になることを経験したことがない人にとっては心理的にストレスがかかることになります。最初からなくても構いませんが軌道に乗るまで時間はかかります。

優柔不断と言われるか

優柔不断とはなかなか決められないことですが、決められないままで先送りにしたのでは仕事にはなりません。じっくり考え、先送りにして、結果的に判断できるのであればよいのですが、決められないことが多い場合はミニマルビジネスを行わないほうがよいでしょう。




ミニマルビジネスを始める前に考えること


理想的な顧客像はあるか

前述の項目は身につけていなければならない必要条件ですが、ミニマルビジネスを始めるにあたって考えなければならないことがあります。ビジネスには必ず顧客、ビジネスの対象となる顧客がいます。自分にとって理想的な顧客像を思いつくままにあげていきます。マーケティングで「ペルソナ」と言われる顧客像ですが、固定的でなくてもかまいません。

自分でも使っているか

ミニマルビジネスで提供するモノ・サービスを自分でも使っているかということは、顧客目線で説明できるかどうかということです。どうしても価値のあるモノ・サービスを提供していると考えると上から目線になってしまいがちです。顧客に対する言葉も説得モードになり、伝えることを忘れがちになってしまいます。自分でも提供するモノ・サービスを使いましょう。

話す・書くのどちらかできるか

営業トークの鉄則として「聞く8割・話す2割」という話し方があります。顧客に10分の時間をもらっても8分は聞いて2分しか話せないのです。また話したがらない顧客もいますので、どうしても自分から話すしかありません。このような時は例え話をたくさん用意しておくことで自分の話す時間を多くすることができます。そのためには話す、話す内容を書くという練習が必要です。顧客に会っている時だけがビジネスではないのです。

働くのは嫌いか

仕事は好きだが働くのは嫌い、働くのは好きだが仕事は嫌いという人はミニマルビジネスに向いています。仕事が好きな場合は働き方を変えればよいことで、働くのが好きであれば仕事を変えればよいからです。そんな簡単じゃない、と思うのであればそこにビジネスチャンスがあります。誰もが簡単だと思う仕事も働き方もすでに行われているからです。ミニマルビジネスのチャンスはすでにあるのです。




経営感覚と理論でも精神論でもなく行動力だ

マネジメント(management)との動詞形であるmanageには「なんとかして、やっていく」という意味があります。元々は「馬を馴らす」という意味ですから、仕事をなんとかしてうまくやっていくという意味で考えてもよいと思います。

経営学や経営理論は学ぶことで知識を身につけることはできますが、経営感覚は実際に行ってみて身につくことです。また仕事だけが経営感覚を見つける方法ではなく、スポーツや社会活動、人間関係などからも経営感覚を身につることができるだけでなく、身につけた経営感覚をスポーツや社会活動、人間関係などにも反映することができます。

経営感覚の考え方は多岐に渡ります。有名なところでは松下幸之助氏の「道をひらく」がありますし、その他にも多くの書籍がありますので読んでみてはいかがでしょうか。