縁とバン

人と人とのつながりには「血縁・地縁・社縁・学縁」があると言われています。また、政治家が選挙に必要な要素として「地盤・看板・鞄」の3つがあげれられす。なにかと揶揄される時に使われる縁とバンですが、ミニマルビジネスでは違います。

今日からミニマルビジネスを始めよう! #5 縁もバンもなければ作る


人とのつながりから始めるミニマルビジネス


自分・顧客・協力者

ビジネスには「顧客」という相手が必ずいます。またパートナーという「協力者」がいる場合もあります。ミニマルビジネスの三要素を「ヒト・モノ・カネ」と考えた時のヒトとは人的資源だけではなく、自分・顧客・協力者という3つの「ヒト」という考え方ができます。

人とのつながりは縁から

ミニマルビジネスにおける人とのつながりも、家族・親戚などの血縁によるつながり、出身地・居住地などの地縁によるつながりがあります。その他にも、同じ時間を共有した会社・学校によるつながりもあります。また前述の4つ以外のコミュニティに所属することでつながる縁、インターネット空間でつながる縁などがあります。

ビジネスににもバンが必要

政治家が選挙で勝つためには、支持者組織がある地盤、知名度という看板、選挙資金という意味での鞄が必要だと言われています。この他にも最近ではネットでの評判も要素としてあげられています。これらの「バン」はビジネスでも同じで、市場という地盤、会社という看板、資料やフットワークという意味の鞄、ネットでの評判が必要になります。

定年退職後は看板がない

定年退職後の仕事は看板がはずされると聞いたことはないでしょうか。社内的には役職という看板がなくなり、社外的には社名という看板・名刺がなくなるという話です。会社という看板の代わりに自分で看板を作るために起業をしたり、名刺を作ったりする人もいます。また専門性を活かせ、経験を活かせ、新人と同じと思えなどのアドバイスもありますが、できる人とできない人がいます。




使えるものは使い、あるももは利用する


使えるものは使う

血縁・地縁・社縁・学縁でも、その他のコミュニティ縁でも、インターネットでの縁でも、使えるものは使うべきです。ミニマルビジネスでは顧客や協力者が向こうからやってくることはありません。また身近な人には知られたくないと思う人は、新たな縁づくりを行なわなければなりません。

あるものは利用する

既にある縁は利用します。縁を利用して「バン」をつくります。市場となる「地盤」を作るためには顧客を紹介してもらい、知名度となる「看板」を作るためには仕事の内容が分かるリーフレット・ホームページなどを見てもらうようにします。そしてビジネスに必要な資金である「鞄」にも協力してもらえることもあるでしょう。

利用するときの注意

ただ利用するときには注意が必要です。「評判」を落とさないようなアプローチをしなければなりません。どんな縁でも露骨に「バンを作りに来たな」と思われないようにしなければなりません。日本と海外では違いますが、国内では売り込みが嫌われます。また海外では売り込まないと「何しに来た?」と思われることもあります。




知的好奇心をくすぐるシナリオを準備する



人生後半戦の50代60代というのは、年下から見れば人生の先輩であり、年上から見れば人生の後輩です。相手によって立ち位置を変えなければなりません。例えば年上には紙の資料を用意し、年下にはインターネット上で資料を公開するというよううにです。

その前にターゲットとなる顧客をどこに設定するかということも大事ですが、今回の「縁とバン」に限れば、ミニマルビジネスにとって「縁とバン」は重要です。もし縁がまったくないのであれば、縁をつくることからはじめます。縁をつくるためには「知的好奇心をくすぐる」ことから始めます。

新聞の記事広告、テレビやネットで見るインフォマーシャルと同じように、ブログやホームページ、ニュースレターのような手紙を作ることはできるでしょうか。「知的好奇心」はモノに頼らず直接話すことでも興味をもってもらうこともできます。その際のプレゼンとなるシナリオを作ってはどうでしょうか。

とかく揶揄されがちな「縁とバン」を、ミニマルビジネスを始めるときにはもっと利用するべきだと思います。