目線を変えるとミニマルビジネスになる #2 年寄り目線の介護サービス
年寄り目線の介護サービス

介護サービスには3通りの目線があります。1.要介護者目線、2.介護者目線、3.介護事業者目線の3通りです。要介護者目線が年寄り目線を意味しますが、要介護者・高齢者というのは事務的な呼称なのであえて年寄り目線としています。


介護サービスが年寄り目線になれないのは


要介護者と高齢者

要介護者とは介護保険で介護サービスを受けることができる人を指します。介護サービスを受けるには「申請→認定→ケアプラン→サービス開始」の手順となります。高齢者にはいろいろな定義がありますが、医療保険などで使われる65歳から74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者とする年齢による分け方がよく知られています。

年寄り目線とは

「年寄り扱いをする」という言い方があるように、年寄りとは本人にとっては言われたくない言葉であったり、反面そうでもなく年寄りであることを既得権のように主張する人もいます。人それぞれ違うということが年寄り目線であり、言いかえれば「顧客目線」とも言えます。

介護サービスの顧客

介護サービスの顧客は誰かというと要介護者です。ところが介護サービスに関わる費用の本人負担率は1割から2割です。残りの8割から9割は保険料と税金で賄われている訳です。介護サービスはビジネスですので収支のバランスを取ることが重要であり、収入の多くを賄う方向を向いてビジネスを行うのは当然でしょう。

介護を受けるポイント

介護を受けるには2つのポイントがあります。1つは「申請」、もう1つが「ケアプラン」です。申請は市町村の福祉担当者が、ケアプランはケアマネージャーが行います。ケアマネージャーは介護事業者に所属していますので、ケアプランを作るときは自ずと事業者目線になってしまうことは避けられません。




年寄り目線ならワンストップサービスがよいのだが


年寄り目線のサービス

年寄り目線のサービスを行うには、年寄りの立場になって考えることが大切なのは当たり前です。ところが介護サービスを提供している人は介護を受ける人より年下のことが多く、年寄りの立場になることはなかなか難しいと思います。年寄りの立場に近い年代であればまだ理解することができるのではないかと思います。それが50代60代です。

介護の現場は3K・4K?

介護の現場は人気のない職業の代名詞である3Kと呼ばれることがありますが、ネットでは12Kという内容も見たことがあります。一方でやりがいがある職業だという考え方もあります。実際にやりがいがあるのなら、子供が自分の親の介護を行えばよいのですが、仕事や遠距離などの理由で介護できないというのが現状のようです。 その上、介護には体力・忍耐力・コミュニケーション力が必要ですので使命感が必要とされます。

介護をワンストップで

介護には様々な資格があります。既存の資格はある程度は細分化され、国家資格と民間資格に分かれています。介護を受ける側にとっては複数のサービスを受けるよりもワンストップでサービスを受けられる方が望ましいのですが現状では難しいでしょう。ここで複数の介護サービスを年寄り目線でコンシェルジュできるサービスがあればよいと思いませんか?

ミニマルビジネスとして

仮にこのような年寄り目線のコンシェルジュを行うサービスが可能であったとしてもビジネスにするのは容易ではありません。介護サービスとしては難しくても生活補助サービスとしてはどうでしょうか。買い物を代行するサービスと同じように、生活に必要なモノ・コトをリストアップするサービスです。




私が両親の介護ができたのは通販とネットがあったから


Amazonと楽天で

私が両親の介護を行っていたときは買い物に行く時間もなかなかできませんでした。介護に必要な知識も本と動画とネット検索で乗り切ることはできましたが、介護に必要な買い物だけは何が良いのかわかりませんでした。Amzonと楽天の出品者にメールで相談しながら購入したものでした。

これからの介護は

これからの介護は施設での介護と同じくらい居宅での介護が増えると思います。介護を受ける人自身も居宅を望んでいることもあります。その時に必要なのはホームヘルパーさんだけではなく、生活に必要な情報を整理してくれる人です。介護保険の対象にはなりませんので、費用は利用者が負担するか、それとも情報を整理することで得する人ということになります。

ミニマルビジネスのアイデアは閃いたでしょうか?