目線を変えるとミニマルビジネスになる #4 サラリーマン目線の本屋
サラリーマン目線とは

サラリーマンとは賃金労働者・給与所得者のことです。給料の高い低い、組織での地位、実力の有無など様々な境遇のサラリーマンがいます。サラリーマン目線とは何を引き換えに給料をもらっているかを考えるとわかってきます。


サラリーマンは目線は給料を高くすること


地位と引き換えに

サラリーマンは地位(ポジション)と引き換えに給料をもらっているのでしょうか。地位が高くなれば給料が高くなるのは結果論であって、地位が高いのはそれなりの理由があるのです。またいつまでも高い地位で居られる人は極めてわずかな人だけです。

実力と引き換えに

実力が定量的に計れる仕事であれば、実力とは結果がすべてになります。一定基準以上の成果を多くだすことが給料にも反映され、能率給・成果給として実際に支払われています。ただし成果がゼロの場合は給料は支払われませんので、サラリーマンというよりは事業家(ビジネスマン)と考えた方がよいのかもしれません。

時間と引き換えに

ほとんどのサラリーマンは時間と引き換えに給料をもらっています。月給制であても年俸制であっても、休日が多くても少なくても、実質的な労働時間に対して給料が支払われています。サラリーマン目線とは時間労働者目線なのです。

短時間で同量の成果

サラリーマンが望むことは1つ、同量の成果を短時間で終わらせることです。勤務時間が決められている場合は残った時間を仕事を通して自分のために使えますし、勤務時間の自由度が高ければ仕事以外でも自分ために使えます。つまり自分時間を持つことで給料を高くすることを考えるわけです。




サラリーマンは目と頭と耳を使って読む


本屋という商売

本屋という商売は、書籍という紙本を販売することで成り立っていました。書籍は物理的媒体ですが、重要なのは書籍に書かれている内容であり、その書籍に書かれている内容を読者が理解することです。実際には本屋は読者が理解するまでは責任は持てません。

本屋に行く理由

本屋が少なくなったとはいえ無くなった訳でありません。サラリーマンに限って考えると、目的の本を無料で読みたいか、それとも時間つぶしのために本屋を訪れることが多いでしょう。本を無料で読みたい人というのは必ず目次に目を通し本を俯瞰しますが、これだけでは理解できません。 

本好きのサラリーマン

本好きのサラリーマンにはいくつかのタイプがあります。量で読むタイプ、質で読むタイプ、速読するタイプ、熟読するタイプなど、このようなタイプの人は頭で読むタイプの人です。読書は基本的には黙読で、自分の内なる声で自分自身に読み聞かせを行います。サラリーマンは目と頭と耳を使って読む人が多いのです。

心で読むタイプもいる

サラリーマンは時間に対する意識が高いので頭で読む人が多いのですが、時間に余裕がある人、例えば長期入院中の人、育児をしている人などは頭よりも心で読むことが多いと思います。心で読む人は本一冊の印象よりも、一語一語の言葉が印象に残ることが多いのです。





サラリーマンに必要なのは

もしサラリーマン向けのビジネス本を揃えるのであれば、時間を意識した本屋づくりをするべきです。「時間」をテーマにした本ということではありません。サラリーマンが必要としている情報に沿った店内の動線とPOP、本を探しやすく買いやすくするための店舗までの動線の2つです。

サラリーマンに必要な情報

サラリーマンに必要なのはビジネステクニックや経済動向だけではありません。休みの取り方、コミュニケーションの取り方、接待などの時間外営業の仕方も必要です。読書術・読書力・読書量というテクニックについての情報も必要です。

本当に必要なのは心で読むこと

サラリーマンが必要なのは単に情報を得るという読書だけでなく「心で読む読書」です。頭で読んで心に響くという情報だけではなく、心で読んで頭を働かせるという感動が現代のサラリーマンには必要だと思います。 行動に移すのは頭での理解ではなく心での感動です。

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個人的にネット書店や電書では伝えられない感動を売るサラリーマン目線の本屋さんが欲しいのは、サラリーマンが最大の読者だからです。